加速度センサー搭載ボタン型ビーコンで自動車保険に新たな付加価値を提供

IoT × 自動車保険の業界初の事例として、iBeacon技術を活用した新しい付加価値の実現を支援しました。

「おとなの自動車保険」は、ダイレクト自動車保険として(40代・50代)新規契約者数2年連続で国内1位、加入者数50万人突破と躍進を遂げるセゾン自動車火災の主力商品です。

セゾン自動車火災では、2016年4月より、ダイレクト自動車保険として業界初となる、ALSOK隊員が事故現場に駆け付けてサポートするサービス「ALSOK事故現場安心サポート」を提供していますが、位置情報を取得するBeaconといったIoTデバイスを活用した新サービスを投入し、事故時のサポート体制をさらに充実させるとともに、契約者の安全運転の促進を図ります。


顧客企業(セゾン自動車火災様)の課題
従来の通販型自動車保険にない顧客との日常的なつながりを実現

お客様の課題

  • 事故が起こらない限り、顧客との接点を持ちにくい。
  • ブランドエンゲージメントを強化したい。
  • 顧客にとってより便利で価値のある保険を目指したい。

ABFの導入効果

  • 顧客と日常的な接点を持つための手段を、これまで以上に便利な形でご提供。
  • つながりの価値を高めるための情報取得をサービス化。
  • お客様とつながることで万が一でも安心をご提供。

顧客ユーザ(保険契約者)のメリット
既存のサービス契約者全員に、新しい付加価値をご提供

もしものときにつながる安心

つながるボタン
(保険契約者全員に配布)
つながるアプリ

日常的につながる安心

通常時

走行中の急ブレーキ、急ハンドル等を「つながるボタン」の加速度センサが感知、「つながるアプリ」へ送信
「運転スコア」「エコドライブ」「危険挙動」「走行マップ」など「運転診断」サービスとして提供

緊急時

「つながるボタン」が大きな衝撃を感知すると、「つながるアプリ」からクラウド経由でセゾン自動車火災のサポートセンターへ送信
専門スタッフが直ぐに契約者に連絡を取り、ALSOK隊員を現場急行させ、事故対応のサポートを行う

サービス実現へ向けた取り組み
強い想いを円滑に実現化するための道のりをご支援

サービス構想を具現化するための提案・支援

契約者のほとんどが持っているスマートフォンとセンサーデバイスをBluetoothで連携させることを考案。デバイスを自動車に後付けして、走行時のデータや事故時衝撃を取得し、個人のさまざま情報と連携することで、「ボタンを押すだけでつながる」サービス化を支援しました。

仕組みの構築から運用まで技術面を包括支援

大規模なIoTデバイスを利用するサービスを迅速に展開するために、AWS上のACCESS Beacon Framework(ABF)を活用し、スケールアウトにも柔軟に対応できるようにしました。お客様のサービス提供に必要なクラウド上の仕組みの開発や運用までもご支援させていただきます。

「ACCESS™ Beacon Framework(ABF®)」は、Webブラウザ(Google Chrome™に対応)で動作するビーコンサービスの総合管理システムです。バックエンド機能を提供するクラウドサービスとして、信頼性と拡張性の高いAmazon Web Services(AWS)上で提供します。ビーコンの管理、リファレンスアプリケーションで提供しているサービスの管理に加え、ユーザーの行動履歴を取得する機能、クーポンを簡単に作成できるHTML5のオーサリングツール、GPSと連携したプッシュ配信機能などを集約しています。直感的に操作できるUI/UXにより、配信するコンテンツの設定や編集を容易に行うことができ、企業様がビーコンサービスを素早く市場投入する事ができます。

IoTを活用したオフィスのコミュニケーション促進施策を支援

IoT x オフィスコミュニケーションの先進事例として、IoTネットワーク「Sigfox」を活用した国内初のオフィス向け商用サービスの実現を支援しました。

業務効率化を図る企業において、職場・オフィスでのコミュニケーションの重要性が再認識されはじめています。業務を円滑に行い、職場が活性化する一つの要因として、社員同士の情報交換や心理的に互いの距離が近づく「コミュニケーションタイム」の効果が期待されています。
食料品メーカーのネスレ日本様では、以下の「4つの基本戦略」を掲げ、数々の先進的な取り組みで成功を収められています。

  • 顧客の来店検知
  • 顧客情報を接客に活用
  • 特典の付与・利用
  • 購買情報のデータベース化

中でも、職場・オフィスでの“コミュニケーション活性化”を目指して取り組まれているのが「ネスカフェアンバサダー」プログラムによる自社ブランドのファン育成です。

ACCESSは、2015年3月に発表した「バリスタ」のIoT化に続き、ネスレ日本様が「ネスカフェアンバサダー」の皆様に新たに提供を開始する「キットカット たのめるくん」のサービス実現をIoT技術の側面から支援しました。また、2018年末までに10,000オフィスでの利用が見込まれる本サービスの運用サポートを行い、ネスレ日本様のビジネス戦略を支援してまいります。

実現したこと
サービス満足度が向上する顧客体験

発注ボタンを押すと発注データを自動送信

届いたキットカットの補充も簡単

  • 在庫を切らさず補充できる仕組み (消耗品・消費財の買い忘れ防止)
  • サービスマン対応が不要
  • ボタン一つで自動発注できる利便性
  • Wi-Fiなどの通信環境が不要
  • 追加料金なしで本体を導入

顧客企業のメリット
思い描いた顧客体験を実現化

サービス構想の実現

「いつでも、どこでも、どんな形でも製品の入手が可能」「低コストで高確率の運営」の基本戦略を、それに即した最新通信技術の導入によって実現しました。
フリーミアム戦略に基づいた大規模サービスに対応できる低コスト運用を実現しました。

技術導入から運用までを包括支援

SigfoxシステムインテグレーターのKCCSモバイルエンジニアリング様(以下KCME様)の通信デバイス・ボタンデバイスをSigfoxクラウドサーバ経由で接続するオーダーサーバを開発し、サービス開始までのリードタイムを短縮しました。
サービスオペレーション担当者が使いやすいオーダー管理および端末管理の専用画面を構築・提供しました。
注文データ(Sigfox経由)のクラウド連携を実現し、システム運用までをワンストップで包括ご支援しています。

サービスフロー
ACCESS本体をクラウド連携し、キットカットの発注データを管理するクラウドサーバの仕様の検討・開発から運用までを支援

実現へ向けた取り組み
強い想いを円滑に実現化するための道のりをご支援

複数関係者での連携

国内唯一のSigfoxオペレータの京セラコミュニケーションシステム(KCCS)様、通信デバイスとデータ連携API(SmartBee IoT)提供のKCME様の複数関係者でのプロジェクトをご支援しました。

KCME様のIoTサービス

通信デバイス(Sigfoxマルチアダプタ)
ボタンデバイス

初めての取り組みに伴う試行錯誤をご支援

国内初のオフィス向け商用サービスへのSigfoxの活用に向けて、試行錯誤での取り組みを柔軟にご支援することで、顧客の先進的な取り組みの実現に貢献しました。

セゾン自動車火災のIoTを活用した新サービスの「つながるボタン」を共同開発、提供